約半数が劣化と言う恐ろしい程の現実。その理由をお伝えします。
恐ろしい程の現実
家を建てた方の約半数(46.5%)が、数年のうちに人を招くことができない状況まで暮らしを劣化させるとの悲しいデータがあります。
「家は3回建てないと、思い通りにならない」
そんな風に言われる要因のひとつが、上記の残念な数字からくるのでしょう。
どうしてそうなるのか?
住まいの設計を四半世紀以上続けてきた僕は、その責任を果たすべく考え続けてきました。
その中で見えてきた答えが、エクリュの考え方や打合せの仕組み、ツールに活かされています。
嫌な部分も全部受け入れる
今日は、約半数が理想とかけ離れた暮らしに陥る理由の一例をお伝えしたいと思います。
それは──「自分の嫌な部分を現実として受け入れない」こと。

たとえば、学生時代。
新しいノートを買った時に、こんな誓いを立てたことはありませんか?
「今度こそ、綺麗に書こう!」と。
でも、その結果はどうだったでしょう?
数ページで、いつも通りのノートに戻っていませんでしたか?
どうしてそうなるのか。
「先生が黒板を消すのが早いから」──そういう理由もあるでしょう。
でも本質は違います。
「自分は綺麗にノートを書き続けられない」という嫌な現実を、受け入れていないからです。
一時の誓いを「続く」と信じて、何も講じなかった結果。
だから、いつも同じことを繰り返してしまう。
大切なのは、「ありのままの自分を受け入れること」。
そこからしか、改善は始まりません。
僕はこの考え方を「内観の知(内省)」と呼び、エクリュの打合せにも引用しています。
ありのままの自分を受け入れること。
それが、“脱46.5%” への大きな一歩となるのです。
出発点
現実を受け入れることは、夢を諦めることではありません。
夢は目的地。現実は出発点です。
自分がどこにいるかを知らなければ、目的地に辿り着くことはできません。
つまり、現実(ありのままの自分)を受け入れることは、理想へ向かう旅のスタートラインに立つこと。
「汝自身を知れ」
そこから、理想の暮らしの実現がはじまるのです。