収納計画上手は、暮らし上手。
ギャラリー・ライクな暮らしを実現する壁面収納
想支の家は、「ギャラリー・ライクに暮らす」がコンセプトでした。
ですが、日常生活には多くの物があります。毎日使う物や、年に一度しか使わない物まで。
そんな中で、ギャラリーのような空間を保つのは容易ではありません。
見せない収納という提案
そこで私たちが提案したのが、「見せない壁面収納」でした。
収納であることを隠し、壁のように見せることで空間がすっきりと整います。

収納が空間の印象を変える
この壁面収納の役割は、ただ物を収めるだけではありません。
壁のように見せ、外のインナーテラスまでつなぐことで、内外の連続性を強調しました。
リビングも、広く感じられるようになります。

他の住まいにも共通する工夫
帰自の家では、白い空間の中にグレーの壁面収納を設けました。
壁の延長として見せることで、空間に一体感をもたらしています。

緑陽の家では、黒を用い、より強いコントラストでその効果を高めました。

「見せない」だけが正解じゃない
ここまでは「隠す収納」の話でした。
しかし、すべての方がミニマルを望んでいるわけではありません。
収納には「魅せる」機能も必要なことがあります。
魅せる収納の役割
住まいは、自分たちらしさを表現する場です。
弊社の打合せスペースには大きな本棚があります。
どんな本があるかで、その人の思考も感じられます。

ゆきあいの家のオーナー様も、階段上の共有スペースに本棚を設けました。
ご自身の価値観が、お子様の刺激になればと考えたのです。
アイデンティティの表現=17.2%以内
こうした空間づくりは、エクリュが目指す「17.2%以内に入る住まいづくり」の核心でもあります。

暮らし方の工夫も収納の一部
本棚の本も、時と共に変化します。
弊社では毎年年末に、本を整理し直しています。
ハードだけでなく、暮らし方の工夫が必要です。
行事として暮らしを整える
遊び心の家では、毎年ゴールデンウィークにウッドデッキ掃除を行うのが恒例行事になっています。

このような暮らしの行事が、収納の維持にも役立ちます。
収納計画は「暮らしの準備」
想支の家では、リビングの全ての物を事前にリスト化しました。
それらを納める壁面収納を設計したのです。
左右の扉が非対称なのは、入れる物のサイズが異なるためです。

「備えあれば憂いなし」の住まいづくり
収納というハードを丁寧に整えた方は、暮らしというソフトにも目が行き届いています。
だからこそ、「17.2%以内に入る住まいづくり」を意識することが、大切な第一歩だと私たちは考えています。