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“おはようございます♪”が届く理由──ベストエフォートとウェルビーイング住宅

仕事帰りのその道での会話(ベストエフォート)

昨日、妻と仕事の帰り道で話をしていたのは、(仮称)大宮2の家のお施主様のこと。

「僕らよりたくさんサンプルを集めていたね」

時間をつくっていただき、プレ打合せをさせていただいたのですが、エクリュが集めた床材などのサンプルより多くの品数をご自分で集められていました。

さて今日は、「ベストエフォート」と言う話をしようと思います。

ベストエフォートとは

(コレは僕独自の解釈かも知れませんが)ベストエフォートは、インターネットが出来た時の考え方で、エクリュが大切にしている言葉です。

ベストエフォート

インターネットは、ご存知の通り第二次世界大戦の時に生まれた仕組みです。
情報通信の仕方が、基地Aから基地B、基地Bから基地C、基地Cから基地Dと伝言ゲームの様な方法で伝達していると、どこか一カ所の基地を叩かれると、そこから先には通信ができなくなってしまいます。
そこで通信網を網の目の様に繋ぐことで、それを防いだのがインターネットの考え方です。

第二次世界対戦時からあるインターネット。その網目を構成する配線は、当然、通信速度の早い物も有れば、通信に時間がかかったり情報量が少ししか送れない配線も存在しています。

インターネットはそれら全てを利用して成り立たせている環境なんです。

“おはようございます♪”を老いも若きも皆んなで届ける世界

例えば、「おはようございます♪」って文章を送信したら
通信性が高い線が「おはようございます」を送っているのと同時に「♪」を古い細い線が精一杯の能力で送り届ける。
そして受信者に「おはようございます♪」と届いていると言った具合です。

能力が高い物も能力が低い物も、各々の精一杯でメッセージなどを届けている環境がインターネット環境で、その世界観を僕はベストエフォートと称しています。

① 誰もぶら下がらず、誰も見捨てない
② 皆んなが力を尽くしていることが共通の認識になっている
それらの結果
③ 全てのことを自分ごととして捉えている

僕はこのインターネットが、そう言った環境下で成り立っていることに深く感動して、エクリュが大切にする言葉のひとつに「ベストエフォート」があります。

ウェルビーイングな人生において、とても重要なポイントは、自分ごととして捉えることです。

ベストエフォートは、ウェルビーイングを実現するのに不可欠な考え方だと僕は考えています。

ウェルビーイング住宅

さて、(仮称)大宮2の家のお施主様に話を戻しましょう。

どう考えても、(仮称)大宮2の家のお施主様は、住まいづくりを自分ごととして捉えられ、決して受け身では無く自発的・能動的に動かれている。

もはやそのことが、ウェルビーイング住宅になるポイントで、クリアされています。

エクリュが覚悟して作成・提出している「原価オープンの見積書」も最大限機能します。
エクリュが最大限、機能します。
必ず機能させます。

つながりは、同じ世界観を持つ人と

エクリュの周りには、自然とベストエフォートの動きをされる方が多く集まっています。
オーナー様にも良く言われます。
「エクリュのお客さんは、本当に皆さん立派だね!」と。

多分それは、オーナー様、お施主様はじめ、スタッフや協力会社さん。
皆さま自分ごとで動かれる方々なので、その様に表現されるのだと感じます。

逆に言うと、人のせいやぶら下がる人たちは、いなくなっているのでしょう。

でもベストエフォートの本来の意味は、“① 誰もぶら下がらず、誰も見捨てない”と僕は理解しています。

エクリュに出会ったことで、ベストエフォートの意味や持つ力に気付いていただける方が増えることを、本当に願っています。