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芸術性と機能性の狭間で|選択を幻想としないために

原価オープン見積書による打合せ

原価オープンの見積書は、内観の知に繋がり、ウェルビーイングに不可欠です。

今日は(仮称)松岡観音の家の、原価オープンの見積書による契約内容のご決定をいただく打合せを行いました。

原価オープンの見積書とは、全ての物や作業などの価格や費用を原価で表示された見積書のことで、当然、エクリュの利益も表示されることになります。

すべてを包み隠さず提示するというのは、単に透明性のためではありません。
それは「価格ではなく、力の構造を明らかにする」ためのものです。
そして、その背景には「17.2%」という数字が関係しているのですが、そのご説明は後ほど。


ある物とある物の狭間

芸術性と機能性、デザイン性とスペック。

住まいづくりの打合せで、多くの方が悩まれるのが「ある物とある物の狭間」。
今日も最終的には、その話になりました。

そのある物とは、すなわち「芸術性」と「機能性」です。

大学時代の授業では、ニーズは5つの軸で図るようにと習いました。
エクリュではそのうちの4つの軸、

  • ① 社会性
  • ② 芸術性
  • ③ 機能性
  • ④ 経済性

この4つでニーズを図りながら住まいを整えていきます。

そのバランスを取ろうとすると、多くの方が芸術性と機能性の天秤で悩まれるのです。


「本物の風合い」と「維持管理の容易さ」

今日は外壁材の「芸術性と機能性」。
また外壁材の芸術性と、太陽光発電システムという機能性の狭間でも悩まれました。

本物の風合いをもつ外壁材を選ぶか、
あるいは維持管理が容易でイニシャルコストもランニングコストも抑えられる材料を選び、
その分の浮いた金額で蓄電池まで含めた太陽光発電システムとするか。

そのような二択での比較検討でした。


選択の際、自覚もしくは無自覚であること

住まいや家を建てる会社選びなど、選択には必ず「あなたらしさ」が表現されています。

たとえ「こんなはずじゃなかった…」と思う結果になったとしても、
その選択はあなたの延長にあります。

しかし問題になるのは、その選択が“自覚されたモノか“無自覚か”という一点です。


良くてお幸せ

自覚した選択には「納得」があります。
無自覚な選択には、不満や違和感など、納得とは離れた感情が芽生えます。

自覚の深い選択の先にはウェルビーイング(シアワセ)が続き、
無自覚な選択の先には、良くてお幸せ、悪ければ人のせいという状況が待っています。


「内観の知」と「真の選択」

エクリュが原価オープン見積書を作成している理由は、
より深い自覚(内観の知)を可能にするためです。

原価オープン見積書で芸術性や機能性の比較検討を行うと、
選んだものによってあなたの価値観の優先順位が、数字として可視化されていきます。

もちろん、原価オープンでない他社さんの見積書でも比較検討はできます。
しかしそれは、映画マトリックス・リローデッドでメロビンジアンが語った、

「選択など、力を持つ者と持たざる者の間で生み出される幻想だ」

という言葉が示すように、
本質的には“比較しているつもり”の幻想的選択になりかねません。

マトリックスでのセリフ「選択は幻想?」

つまり、より正確に比較できる環境下でこそ、自分を知ることが可能となり、実質的な選択が可能となるのです。

エクリュは「力を持つ者」の側に立つのではなく、
「力を持たざる者」の側に立ち、その力の差を解消するための環境づくりを行っています。

預言者が言うには、要は「選択」


17.2%の数字の意味

17.2%とは、住まいを設けた人のうち、いつでも人を招くことができる状態で暮らし続けている人の割合です。
逆に、いつでも人を招けない人は46.5%にも及びます。
kufura[小学館]の調べ

どうしてこのような差が生まれるのでしょうか?

エクリュは、それが「自覚」と「無自覚」の差、
つまり「真の選択」と「幻想的選択」の差だと考えています。

恋する間取りに、チョット待った!!


真の選択

エクリュが原価オープン見積書を用いて契約内容をご決定いただくのは、
お客様に“真の選択”をしていただくためです。

心配されずとも、(エクリュで無くとも)出来上がった家は、あなたらしい住まいになります。

エクリュは、理想の暮らしが継続されることの意味を理解しておられる方々(17.2%)へ、
より良いサービスを提供するため、その環境を構築して参りました。

真の選択とは、より深い自覚を可能にすることで、より良い未来を築くことでもあります。

今日は(仮称)松岡観音の家が、その「真の選択」によって決定されました。

芸術性と機能性の狭間での選択